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| Kさんご夫妻には小学3年生の男の子、4歳の女の子、2人のお子さんがいらっしゃいます。以前のお住まいはここからそう遠くないマンションの5階だったそうですが、このままではしんどいな、と判断。それは女の子の身体が不自由だからでした。 |
「娘がこれから成長していく過程で住みやすいように、というのが家を建てた一番の理由です。娘を抱きかかえてマンションを上り下りするのは、エレベーターがあっても大変でしたから。土地を探すにあたって条件としたのは、息子が転校しなくてもいいよう学区内であること、それと娘のために人通りのない静かな場所に面していること、の2点でした」
「納得がいく土地が出るまで1年くらいいろいろ見ましたね。住協さんに依頼したのは、以前からよく知っていて、いつか家を建てるなら住協さんと思っていたからです。この場所を紹介してもらったときは立地条件も価格も希望通りだったのですぐに購入を決めました。周囲が雑木林になっているので、人目を気にせず娘を庭で日向ぼっこさせたりできるんですよ。おかげで住み心地は100%満足しています」
「バリアフリーをはじめ、住協さんといろいろ相談しながら設計してもらいました。外出の際、家と車との移動がスムーズにできるよう玄関スロープを設けたり、入浴させやすいバスルームにしたり、リビングが見渡せるよう対面キッチンにしたり、LDKをひと続きにしたり。畳の部屋を設けたのは娘を寝かしておくのに柔らかくていいからです。中央に寝かせれば、段差まで転がることもありませんし」 |
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| Kさん宅の1階は、玄関をまっすぐ進めば和室と一体化したリビングダイニングに入ります。一方、玄関のすぐ左手にある洗面所・バスルームからもキッチン、リビングダイニングへとつながっています。この合理的な動線上では、娘さんを抱えていてもどこかにぶつかる心配のない広い通路や室内空間が確保されており、Kさん宅ならではの工夫が垣間見えてきます。確かに、きっかけは子育て環境のためとはいえ、家は大きなお買い物。家づくりに関する奥様の情熱は並々ならぬものがあったようです。 |
「家内は絶えずインテリア雑誌を読んでいましたね。キッチンや流しをタイル張りにしてもらったり、リビング奥の壁を一部凹ませてパソコンコーナーにしてもらったり、その横にメイクコーナーを造ってもらったり、畳の下に大きな収納を設けてもらったり、みんな家内が要望を出して設計してもらったんです。マンションのときはキッチンと洗面所が離れていて不便だったんで、動きやすいよう隣り合う設計にしてもらいましたし、家具をたくさん置くのが嫌だったので、収納スペースについても念入りに相談していましたね。
あんまりムチャな注文をするので 設計士さんに“構造上ムリです”と言われたこともたびたびですが(笑)」
「とにかく家内のこだわりはすごかったですよ。外壁もほかにはない色にするって言って・・・。僕は暖色系があったかい感じがしていいと思ったんですけど、最終的には譲りました。まぁそんなふうに家内は夢を追い、僕は現実を追いますから、こだわった部分はその都度かかる費用を確認しました。だから最終的にはちゃんと予算内に収まりました」 |
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